地下鉄6号線でモット・ピッヶ・チッヶ・グルネルで乗り換え、8号線コメルス下車
オヴニー(パリの無料タブロイド新聞)紙面で紹介されていたコルシカ料理のお店です。 街の中心には教会があり、こじんまりとした静かなところでした。 観光客もほとんどいないのではないかしら。 地元の人が日常を楽しんでいる、そういうふうに見えました。 セント・ジャン=パティスト・グルネル教会 どこの街にも教会があり、通りすがりにふらっと寄ってお祈りをしていく。 心の中に常に在る神との対話が全く自然でさりげないことのようで。 信仰が体にある、といってもいいでしょう。 店主のおじさん、とにかく人なつこく、愛想もよく、道を歩いてるひとを見かけると 呼んでお店に引っ張り込んじゃう。 私にも親しげに話しかけ、写真を撮ってくれました。 その際もお友達と一緒に。 どこから来たの? いつまでいるの? なんていう名前? 通じているようないないような片言の英語での会話、何とかどうにか少しわかったような わからなかったような。 いっそわからないならとんでもない名前を言っておけばよかったかな。 吉永小百合とか、美空ひばりとか。 かくいう私もラテン人。 とにかくラテン、呑気でお気楽。 私が食事をしていた2時間ほど、だあれもお客さんは来ません。 いわしはこの裏?にも存在し、合計10匹食しました。 デザートのフィアドーヌという特産のブロッチゥチーズのケーキが最高。 お水を注文すると有料のエビアン、ヴィッテルなどが運ばれてきますので、 カラフ・ド・オ といってください。無料の水道水が運ばれてきます。このように。 ケーキとバケット付で10ユーロ、エクスプレスは2ユーロ 日本ではほとんどコーヒーを飲まない私ですが、 さすがにこの地で飲むエクスプレスは 一味も二味も違います。 濃いのに苦くない、強いけれど主張しすぎない。 そして飲みおわった後、口の中はすっきり、さわやか。 ミルクも砂糖も入れないのになんで甘く感じるのでしょう? このおじさんたちにワインを振る舞い、自分も飲んでいい気持ちのようでした。 写真を撮ってくれたおにいさんも一緒に乾杯。 極東からのお客さん、ようこそ、そんな感じでした。
by nyaru-chu-chu
| 2009-07-28 18:31
| Paris
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